2013年3月5日19:15
Samuraiは、2013年3月5日から、リアル店舗とWebサイトの会員情報と各種ソーシャルメディアを活用したO2Oサービスが実現可能なパッケージ製品「Mercury(マーキュリー)」の提供を開始した。
Mercuryは、リアル店舗とWebサービスの会員を、携帯やスマートフォンなどのモバイル会員証を活用して統合管理したい事業者向けのサービスとなる。
同製品は、Samuraiが提供しているO2O対応パッケージ「AR(Actual Revolution)」をベースに、CRM関連機能の強化や新たにスマートフォン会員証の機能を追加したプラットフォームを採用した。そのため、一般的なCRM製品が有する会員管理や分析・集計機能だけでなく、ポータルサイトやECサイトのコンテンツ管理や販売管理のほか、FacebookやTwitter、LINEなどの各種ソーシャルメディアとの情報連携の機能を実装しているのが特徴であるという。
Mercuryでは、会員認証のツールとして、NFCやQRコードなどに対応しているため、消費者が持ち歩いているスマートフォンデバイスをそのまま会員カードとして利用できる。今後は、フェリカネットワークスが提供するモバイルプラットフォームサービス「かざすフォルダ」にも対応する予定だ。