2013年3月7日14:27
楽天カードは、2013年3月7日、日本国内で初めてとなるMasterCard加盟店で利用可能なインターネット決済専用プリペイドカード「楽天バーチャルプリペイドカード」の販売を開始したと発表した。非対面(インターネット)のMasterCard加盟店、楽天カード加盟店で使用可能だ。
楽天バーチャルプリペイドカードは、インターネットでの買い物などに利用可能な、楽天カード会員向けに提供するインターネット専用のプリペイドカードとなる。カードの券種は、500円、1,000円、3,000円、5,000円、1万円、2万円、3万円、5万円、10万円の9種類を用意。楽天カード会員専用オンラインサービス「楽天e-NAVI」から購入でき、カード番号と有効期限、セキュリティコードを取得することでインターネットでの買い物などに利用可能だ。
楽天カード保有者であればMasterCard、JCB、Visaなどのクレジットカードブランドに関わらず、購入することができる。さらに、楽天e-NAVIでプリペイドカードの利用状況を閲覧・管理することも可能だ。
同サービスを提供することにより、海外サイトや初めて利用するサイトで自分のカード番号や名前を入力することなく支払いが可能になる。例えば、海外サイトや初めての利用するサイトで実名を入れるのは不安があるという人への対応として、ニックネームでの登録が可能だ。
また、プリペイドカードのため購入時に利用金額が決まっており、ゲームサイトなどでの使いすぎを防ぐことができ、毎月の支払管理が可能となる。
セキュリティ対策としては、本人認証サービス「MasterCard SecureCode」(3-Dセキュア)を搭載。さらに購入済みプリペイドカードに対して、利用一時停止機能を用意することにより、使用しないときの不正利用防止が可能となる。
楽天カードは、インターネットでの買い物との親和性の高い楽天カードのサービスの付加価値を高めるだけでなく、新規会員の獲得や既存会員の利用頻度拡大、さらには楽天カード加盟店への集客向上を目指す。