2013年4月2日19:22
決済代行事業者のソフトバンク・ペイメント・サービス(SBPS)は、NTTドコモが提供するインターネット上の支払い手段である「ドコモ ケータイ払い」について、NTTドコモと包括加盟店契約を締結したと発表した。これによりSBPSは、EC事業者向けの決済代行サービス「オンライン決済ASP」において包括契約による「ドコモ ケータイ払い」の提供が可能となり、2013年5月1日からサービスの申し込み受け付けを開始する。
SBPSでは、NTTドコモ、KDDI、ソフトバンクモバイルの携帯3キャリアが提供するインターネット上の支払い手段について、2012年2月より「オンライン決済ASP」で提供を開始しているが、今回の包括契約により、3キャリアへの申込みから、契約手続、システム連携、入金の管理まで、EC事業者が行う手続きをすべて代行することで一本化し、トータルサービスとして提供する。
EC事業者はオンライン決済ASPを利用するだけで、3キャリアと個別に契約手続きをすることなく自社のサイト内の決済手段に「携帯キャリア決済」を一括で導入することが可能だ。
SBPSは、すでに包括契約による提供を開始している「auかんたん決済」「ソフトバンクケータイ支払い」とあわせて、2013年度内に2,000以上のECサイトに、3キャリアの携帯キャリア決済の導入を目指す。