2013年9月19日19:37
長崎県とイオンは、2013年9月19日、包括連携協定の締結に合意したと発表した。
今回の協定は、長崎県とイオンの双方が持つ資源を有効に活用し、長崎県の一層の活性化と県民サービスの向上に協働して取り組むことを目的に締結した。
同協定の締結により、長崎県とイオンは、長崎県産品の地産地消をはじめ国内外のイオングループの店舗網を活用した販路拡大に努めるほか、観光振興や地域防災、電子マネー「WAON」を活用した地域振興などについて協力し、さまざまな取り組みを進めていくという。
第一弾として、イオンは「長崎の教会群WAON」を9月20日から発行。長崎県内のイオン、マックスバリュ・ホームワイド等および九州のイオン・イオンスーパーセンター・マックスバリュ・ホームワイドで取り扱いを開始し、その後順次、全国のイオングループ店舗で販売する予定だ。イオンでは、イオンの店舗をはじめ、マクドナルド、ファミリーマート、長崎歴史博物館など全国16万9,000カ所のWAON加盟店で同カードを使用して決済した金額の一部を寄付し、「長崎の教会群とキリスト教関連遺産」の世界文化遺産登録推進事業に役立ててもらう。なお、発行手数料は300円で、販売目標は初年度3万枚となっている。
今回の長崎県との包括連携協定の締結により、イオンは九州全7県と包括協定を締結した。