2013年12月9日9:00
米国の消費者はショッピングにモバイルをどう使っているのだろうか。いままでオンラインショッピングはパソコンが主流だったが、スマートフォンやタブレットの普及で、アクセスツールに変化はあるのだろうか。
GEキャピタルの調査によると、タブレット利用者の59%、スマートフォン利用者の43%が、小売のWebサイトへアクセスしている。やはり画面の大きなタブレットのほうが見やすいからだろう。
スマートフォンで直近3カ月以内にショッピングした人は36%だった。これは昨年より10%増えている。特典をもらえればもっと購入するという人は69%いた。クレジットカード保有者はモバイル利用が多い。
特典をモバイルで通知されれば、その小売店でショッピングすると回答した人は40%。小売店での購入を促進するためには、モバイルでショッピング特典と決済ツールを提供する必要がある。
商品を買う前にオンラインで調査するという人は4人に1人。116ドル以上の購入になると、2人に1人が事前にオンライン調査している。
モバイルで事前調査し、リアル店舗でショッピングというスタイルが徐々に定着してきているようだ。
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※本記事は日本カードビジネス研究会代表 佐藤元則氏の「カードBizと僕の勝手気ままログ」をご紹介しています。