2014年2月4日21:11
イオンと福島県会津若松市は、2014年2月4日、地域貢献協定の締結に合意したと発表した。
今回の協定は、会津地域の一層の活性化及び市民サービスの向上に向けて、相互の連携を強化することを目的に締結したという。同協定の締結により、イオンと会津若松市は、会津地域の産品の地産全消をはじめ、 全国のイオングループ店舗網を活用した販路拡大(全消)に努めるほか、観光振興や環境保全、電子マネー「WAON」を活用した地域振興などについて協力し、さまざまな取り組みを進めていく。
取り組みの第一弾として、イオンは「會津 極上WAON」を3月20日より発行する。販売は、東北エリアの「イオン」「イオンスーパーセンター」約60店舗でスタートし、その後順次、全国のイオングループ店舗に広げていく。また、販売目標は3万枚。同カードが全国約17万3,000カ所の「WAON」加盟店で決済された場合、その金額の一部をイオンが寄付し、会津地域の産業振興に役立ててもらうという。
イオンと会津若松市は、2013年1月から2014年3月まで全国のイオングループの店舗を巡回し、「会津フェスタ」を開催している。同フェスタでは会津地域の産品販売のほか、文化や歴史の紹介、室井市長によるトップセールスも行われている。
なお、WAONの累計発行枚数は約3,780万枚(2013年12月現在)2012年度の年間利用件数は約6億9,200万件、年間利用金額は約1兆2,000億円となっている。