2014年4月30日9:00
米国内で数百万人の人が送金しているが、その多くは送金手数料の高さに悩んでいる。もっと簡単に安い送金手段はないのだろうか。
ということで、ウォルマートは小売業界初となるユニークな送金サービスをスタートした。名づけてウォルマート2ウォルマート送金。ウォルマートの店頭で送金を受付け、受金者は近くのウォルマート店頭で送金を受取る。
ウエスタンユニオンやマネーグラムのサービスに比べ、高額になるほど格安になる。50ドルまでの送金手数料は4.5ドル。50ドル以上は一律9.5ドルだ。
900ドル送金する場合、競合は57ドルから76ドルの手数料がかかるが、ウォルマートは9.5ドルですむ。米国内の一般的な送金額は50ドルを超える。利用者にとってはうれしいサービスだ。
スタートは2014年4月24日から。全米4,000カ所のウォルマート店頭で受付ける。
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※本記事は日本カードビジネス研究会代表 佐藤元則氏の「カードBizと僕の勝手気ままログ」をご紹介しています。