2014年7月18日9:00
ナットウェストとRBSは、個人とスモールビジネスを対象としたバンキングサービスに10億ポンド(約1,700億円)を投資すると発表した。
この資金はモバイルサービスや支店、ATMの開発にあてる。すべてのチャネルでシームレスに情報を連携するオムニチャネル戦略を推進するためだ。
スマートフォンでのモバイルバンキングは日常の決済を軸に。タブレットでのオンラインバンキングはもっと直感的でパーソナライズしたもの。支店にはiPadを設置し、Wi-Fi環境を整える。ATM拠点を新たに100カ所増設し、約600台の最新ATMを設置する。
これらの投資は消費者の生活行動がスマートフォンやタブレットで劇的にかわったことに起因する。事実ナットウェストとRBSでは、オンラインとモバイル利用が200%増えているという。
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※本記事は日本カードビジネス研究会代表 佐藤元則氏の「カードBizと僕の勝手気ままログ」をご紹介しています。