2014年8月1日13:17
SafeNetは、2014年第2四半期におけるデータ漏えいの深刻度を指標化したSafeNet Breach Level Index(BLI)の内容を発表した。
これによると2014年4月から6月の期間に発生した漏えい事件は全世界で237件となり、漏えいした顧客の個人情報や金融情報は1億7,500万件を超えたという。2014年上半期では全世界のデータ漏えい事件は559件となり、3億7,500万件を超える顧客データが盗難または紛失に遭ったそうだ。
第2四半期にデータ漏えいの被害が最も大きかったのは小売業界で、盗難または紛失にあったデータの件数は1億4,500万件以上と全体の83%を占めている。
第2四半期に発生した漏えい事件237件のうち、「セキュアな情報漏えい」とされる強固な暗号化や認証ソリューションによってデータが守られていたケースは1%未満となっている。