2015年2月4日21:22
NTTコミュニケーションズ(NTT Com)は、埼玉第1データセンターにおけるコロケーションサービス「Nexcenter」、および企業の基幹システム向けクラウドサービス「Bizホスティング Enterprise Cloud」において、クレジットカード等の会員データを安全に取り扱う事を目的として策定されたペイメントカード業界におけるグローバルセキュリティ基準「PCI DSS(Version 2.0)」の認定を取得したと発表した。
企業が自社のICTシステムを導入・移行する際に、クラウドサービスの採用を優先的に検討する「クラウドファースト」が浸透している中、企業が保有する重要な顧客情報や機密情報を取り扱うICTシステムにおいてもクラウドへの移行が進み、より高いセキュリティレベルでのICTシステムの構築や運用管理が求められている。
こうした中、NTT Comでは、企業がセキュアで安全な環境でICTシステムの構築・運用ができるよう、クレジットカード会員の守秘性の高い個人情報の取り扱いに対応した要求基準や運用ルールを定めている「PCI DSS(Version2.0)」の認定を取得した。
加えて、埼玉第1データセンターにおける「Nexcenter」、および「Bizホスティング Enterprise Cloud」を利用する企業において自社のICTシステムに対する「PCI DSS」の認定取得を行う場合、認定要件の一部を満たすことで審査を受けることができるため、より短期間での認定取得が可能となる。
なお、「PCI DSS」の認定を取得した埼玉第1データセンターのコロケーションサービスおよび「Bizホスティング Enterprise Cloud」は、2015年2月4日より提供を開始している。