2015年3月30日16:09
全日本空輸(ANA)、ジェーシービー(JCB)、セブン・カードサービスは、非接触決済ツールとして、「ANA QUICPay+nanaco(エイエヌエイ クイックペイプラスナナコ)」を共同開発し、2015年4月1日より発行を開始すると発表した。
ANAとJCBは1988年7月より「ANA JCBカード」の発行を開始。また、ANAとセブン&アイ・ホールディングスはマイルとnanacoポイントとの相互交換やセブン-イレブン・イトーヨーカドーにおいてANAカードを利用するとマイルが貯まるカードマイルプラスをはじめとした包括的な提携をしており、このほどANA、JCB、セブン・カードサービスの3社提携により、各社の機能が一体となったキーホルダー型の非接触決済ツールを共同開発することとなった。
「ANA QUICPay+nanaco」は、予約・購入・座席指定を済ませた利用者が空港で搭乗手続きをせずに直接保安検査場に進むことができる「ANAのスキップサ-ビス(国内線)」、JCBが推進する後払い電子マネー「QUICPay」、セブン・カードサービスが提供する前払い型電子マネー「nanaco」の機能を有している。
申し込み条件は、ANA JCBカード会員、ANA JCBカードにこれから入会する利用者となる。発行手数料は300円(税抜)。
利用可能店舗は、全国のセブン-イレブンをはじめとする全国のQUICPay加盟店・nanaco加盟店となる。2015年4月以降順次、国内空港売店「ANA FESTA」でnanacoが利用できるようになるという。