2010年8月17日 17:58
国際マネジメントシステム認証機構(ICMS)とUBICは8月17日、カード会社専門のフォレンジックス調査および評価を目的とした合弁会社を設立した。商号はPayment Card Forensics。出資比率はICMSが40%、UBICが60%で、資本金は1,000万円。社長には野崎周作氏が就任する。
ペイメントカードに関わる顧客情報漏えいや不正使用に関わる事件は年々増加している。顧客情報流出の際、事件にかかわる電子証拠を調査し、原因を明確にするコンピュータフォレンジックスの重要性は増している。また、原因究明の後、施策が正しく施されたのかのPCI DSSオンサイト監査の重要性も年々高まっている。このように複雑化したクレジットカードなどの流出事件に関しての完全解決を迅速に行うため、調査と評価の専門家が垣根なく連携をとり解決する重要性が高まってきた。
今回、このような高まるニーズに対応すべく、PCI DSSのオンサイト監査に実績を持つICMSとコンピュータフォレンジックスのパイオニアであるUBICはカード会社専門のフォレンジックス調査および評価を目的とした合弁会社を設立した。