2015年11月20日9:00
レンディングクラブやファンディングサークル、オンデック、キャベッジ、キャンキャピタルなどのオンライン融資が注目を集めている。
米国財務省はこれらのオンライン融資業界に対し、分析評価の初期段階にはいった。なぜか。
オンライン融資業界は銀行の規制外で運営しているため、銀行よりも速く、通常の与信に通らない人たちにも融資している。そのため特にスモールビジネスにとっては有効な借入手段になっている。
米国財務省が懸念しているのは、オンライン融資会社の事業継続性だ。万一経済が減速傾向に入った場合、ストレスに耐えられるかが問題なのである。
Fedが金利引上げを決めた場合、オンライン融資会社が機能するか不透明と考えている。米国財務省は、業界の成長を楽観的にみているが、最終的に規制に踏み切る可能性もある。