2016年2月12日20:24
PayPal Pte. Ltd. 東京支店(ペイパル)の決済サービス「ペイパル」とマネーフォワードが運営するクラウド型会計ソフト『MFクラウド会計・確定申告』はシステム連携し、会計業務における生産性向上のため、2015年12月より連携開始したと発表した。ペイパルと会計ソフトとのシステム間連携は、国内初となる。
ペイパルは、203 の国と地域で、100通貨以上での決済、57 通貨で銀行口座への入金、26 通貨での支払いの受け取りが可能だ。また、1億7,900 万人および 1,000 万のビジネスが世界中でペイパルを利用しているという。
一方、マネーフォワードが提供する「MFクラウド会計・確定申告」は、3,600以上のサービスから取引情報を自動で取得し自動で仕訳を行うことで、企業の会計業務負担を大幅に削減できるシステムとして、47万以上のユーザーが利用している。
今回、ペイパルを利用する中小企業や個人事業主の会計業務における生産性向上を目的に、両社のデータ連携を開始。「MFクラウド会計・確定申告」に、ペイパルのID情報を登録するだけで、ペイパルでの売上や手数料データを「MFクラウド会計・確定申告」に毎日自動で取得され、自動で仕訳される。会計ソフトへの入力が不要になることで経理業務の手間や入力ミスが軽減するメリットがあるそうだ。