2016年4月22日18:49
国際送金サービス事業をグローバルに行うウエスタンユニオンは、2016年4月22日、従業員、個人、代理店、顧客といったビジネスパートナーと協力し、エクアドルおよび日本のそれぞれの震災で被災した人々やコミュニティに対して多面的な財政支援を行うことを発表した。
ウエスタンユニオン財団は災害救済と復興支援のため、マッチング・グラントを通じて、最低支援額を日本へ2万5,000米ドル、エクアドルへ5万米ドルとし、計7万5,000米ドルの財政支援を行うことを表明した。ウエスタンユニオン財団は、代理店、顧客、その他ビジネスパートナーからの非政府組織 (NGO)に対する寄付金と同額の財政支援を行い、従業員からの寄付金に対しては2倍の金額を同様に寄付するという。
日本被災地支援では、国際医療隊(International Medical Corps)へ財政支援を行い、避難所で避難生活を送る人々や子どもに公衆トイレ、衛生用品およびその他生活必需品を届ける支援を行う。
エクアドル被災地支援については、国際赤十字社を通じて、医療、避難所、食料、衛生用品の提供を集中的に実施しているエクアドル赤十字社へ財政支援を行うという。
ウエスタンユニオンは2015年12月31日現在、ウエスタンユニオン、Vigo、Orlandi Valutaのブランドで展開するサービスは、200の国および地域にある50万以上の加盟店、10万以上のATMとコンビニンスストアのネットワークを通し、数億のアカウントへ送金サービスを提供している。2015年にウエスタンユニオンは全世界で2億6,200万件の個人取引で820億ドルの資金移動を行い、5 億800万件の法人決済を行った。