2016年7月14日22:25
エムズコミュニケイトは、会員のポイント提供企業へのロイヤルティの強さによる“ステージ”ごとに合わせた特典・サービスを提案する「ステージ制構築支援サービス」を開始すると発表した。
同サービスは、ステージ制度の設計に際して多様な検討項目を最適な組み合わせで、企業と会員の双方にとってより効果的になるよう、ステージに合わせた新たな特典やインセンティブなどを提案するもの。
エムズでは、2つの基本ステップで、会員のステージ分けや特典・インセンティブの期間、対象となる会員の条件(無条件、申込者のみ、抽選、購入金額)などの検討項目を組み合わせ、全体で得られる効果と適切なコスト設定を行う。
基本ステップ1は「ステージ制度導入・改善診断」となり、エムズ独自の診断シートを用いて、ステージ制度の導入又は改善の必要性を判断し、課題を抽出する。
基本ステップ2は「ステージ制度設計」となり、検討項目と導入・改善時のコストを設定する。
さらに、オプションの「顧客調査」では、実際に運用したステージ制度の効果を検証。設計した仮説案を基に、会員に対する各種受容性の調査を実施する。
そのほか、さまざまな業界の会員向けの特典やインセンティブの事例研究といった素材、定点的に実施している生活者および企業向けの調査データをもとに、ポイント還元率を含めた詳細な特典内容を設計する。
販売価格は一式150万円から、支援期間は1ヶ月半~となる。エムズは「ステージ制構築支援サービス」に関連するコンサルティング事業において、2018年度までに累計8億円の売上を見込んでいる。