2016年10月17日9:00
2016年10月4日、ロシアはApple Payが使える10番目の国となった。スタート時の提携銀行はSberbank、国際ブランドはMasterCardである。
ロシアのモバイル決済市場は成長がいちじるしい。2015年の前年対比成長率は40%。取扱高は704ルーブル(11億ドル)になった。
しかし、6,500億ルーブルのEコマース市場と比べればまだ規模は小さい。わずか11%なのである。
しかも、NFC非接触を使ったモバイルテレシステムに接続されているのはスマホの20%だけ。Apple Payがロシアを選んだ理由はなになのか。
リアル店舗での利用よりも、アプリ内決済やウェブ決済でApple Payの利用促進を考えているのかもしれない。