2016年10月24日7:30
「旅」×「金融」をコンセプトにしたコミュニケーションスペースが規模を拡大
スルガ銀行とANA(全日本空輸)は、2016年10月21日、東京・日本橋のスルガビル2階に「スルガ銀行ANA支店 Financial Center」をオープンした。同施設では、「ANAマイレージクラブ Financial Pass Visaデビットカード」を最短30分で即時発行可能だ。
ANAブランドを満喫できるラウンジ
約50機を配置したモデルプレーン・モニュメントを展示
ANAとスルガ銀行は、2004年4月から、インタ-ネット上に「スルガ銀行ANA支店」を開設。銀行キャッシュカ-ド機能とANAマイレ-ジクラブ、楽天Edyの機能が一体化した「ANAマイレ-ジクラブFinancial Passカード」を発行している。そして、2015年1月より、「Visaデビットカード」「銀行キャッシュカード」「ANAマイレージクラブ」の3つの機能を搭載し、「スルガ銀行ANA支店」の取引でマイルが貯まることが最大の特徴である「ANAマイレージクラブ Financial Pass Visaデビットカード」の発行を開始。それにあわせ、スルガ銀行東京本部1階に、「ANA支店FINANCIAL SPACE」をオープンさせた。
スルガ銀行では、以前からリテール戦略を強化しており、2007年に「d-labo(夢研究所)」を設立するなど、顧客接点の強化を目指している。d-laboでは、テーマ性やコミュニティのエッセンスを取り入れており、「ANA支店FINANCIAL Center」でもその流れを踏襲している。同スペースを活用してもらうことで、スルガ銀行と利用者とのつながりはもちろん、利用者同士のエンゲージメントの向上を推進できるような施設にしていきたいとしている。
2015年1月にオープンした「ANA支店FINANCIAL SPACE」は、ANAの空港カウンターや機内の窓、滑走路をイメージした床などで統一され、ANAブランドを満喫できるラウンジとなったが、「スルガ銀行ANA支店 Financial Center」ではスペースを約5倍(463m2)に拡大し、スルガビル2階へと移転させた。
同センターでは、ANAの空港カウンターやラウンジ、滑走路をイメージした床などで統一され、ANAブランドを満喫できるという。内装やコンセプトも大幅に刷新し、220インチの大型LEDパネルで旅先の気分を演出させている。LEDパネルでは、日本橋から空港へそのまま旅へ出かけていくイメージ映像の放映などを行う。また、キャンペーン情報などの告知を予定している。
最大の目玉は、世界初、約50機を配置したモデルプレーン・モニュメントの展示だ。ANA取締役常務執行役員 志岐隆史氏は、マリンジャンボJr.など懐かしの機体が展示されている点に満足したという。
さらに、日本初国産ジェット旅客機「MRJ(Mitsubishi Regional Jet)」の模型や、全日空商事が販売するスーツケースの展示などが行われてる。
「ANAマイレージクラブ Financial Pass Visaデビットカード」を訴求
現在の口座数は10万8,000まで拡大
金融に関するカウンセリングルームも設けており、担当者へカードについての相談も可能だ。また、10mあるというカウンターは全席が窓向きとなっており、日本橋を眺めながらくつろぐことができる。
そのほか、旅やライフプランに関する書棚も設置。現在は700冊が用意されているが、1,000冊程度まで冊数を増やしていく考えだ。
なお、「ANAマイレージクラブ Financial Pass Visaデビットカード」は、①スルガ銀行ANA支店の取引でマイルが貯まる(給与振込・口座振替など)、②世界中で“現金感覚”でショッピングが利用できマイルも貯まる、③世界200カ国以上の国と地域のATMで現地通貨が引き出せる、④カードの付帯保険も充実(例:海外/国内の旅行傷害保険・購入商品の破損・盗難被害保険など)、⑤万が一の旅行キャンセル時には、一定条件のもと、見舞金を支払う――といった特徴がある。同センターでは、「ANAマイレージクラブ Financial Pass Visa デビットカード」が最短 30 分で発行可能だ。志岐氏によると、現在の口座数は10万8,000口座まで拡大しているという。
スルガ銀行とANAでは、同センターのオープンを記念し、「ANAマイレ-ジクラブ Financial Pass Visaデビットカード入会」(即時発行)で、500円がキャッシュバックされるキャンペ-ンを2016年10月21日~12月22日まで実施する。