2016年11月30日17:05
フィナンシャル・リンク、SMBCファイナンスサービス、および三井住友カードは、フランチャイズ(FC)で多店舗展開する企業へのクレジットカード決済導入ソリューションを共同で提供すると発表した。
第一号として、公文教育研究会(KUMON)と提携し、公文式教室にクレジットカード決済を導入する。まずは11月分の月会費より、一部の教室においてクレジットカード決済の受け付けをスタートし、今後順次クレジットカード決済の受け付けを拡大してまいります。
<共同提供するソリューションの概要>
このたびの共同提供ソリューションは、三井住友カードとFCの本部機能を担う企業(本部企業)との加盟店契約をベースに、SMBCファイナンスサービスがクレジットカード登録受付サイトを提供、フィナンシャル・リンクがFC店舗に対し会費請求管理システムの提供を行う。本部企業はクレジットカード決済導入が可能となり、FC店舗はカード情報を取得することなく顧客のクレジットカード決済のニーズに応えることができる。また、FCが確定申告に必要な精算書の確認など効率的な店舗運営に貢献する機能も提供する。
2017年度には、同ソリューションにおいて口座振替にも対応予定であり、クレジットカード決済と口座振替による代金回収を同じ仕組みで管理できるようにすることで、一層の合理化に貢献していく方針だ。
このほど、公文式教室へのクレジットカード決済を導入することにより、保護者の利便性が向上するほか、各教室がカード情報を取得することなくカード決済サービスを提供できるため、個人情報保護の観点からもより安心・安全な決済が可能となると3社では期待している。