2016年12月8日17:52
ソニーペイメントサービスは、2016年11月24日、トークン型決済に対応したと公表した。加盟店の要望に合わせて、「ポップアップ式」および「カスタマイズ式」の接続方式を用意している。
トークン型決済とは、購入者が入力するクレジットカード番号を別の文字列(トークン番号)に置き換えて決済を行える、カード情報非通過型決済サービスとなる。事業者はクレジットカード番号に触れることがなく決済処理が可能だ。
クレジット取引セキュリティ対策協議会が発表した「クレジットカード取引におけるセキュリティ対策の強化に向けた実行計画」で推奨されている決済システムの1つとなる。
同社が提供するポップアップ式は、カード情報入力フォームを事業者のサイト上にポップアップで表示することができる。これは、数行のJavaScriptをサイト内に埋め込むだけで導入できるためシステム導入負荷が低いとしている。
一方、カスタマイズ式は、カード情報入力フォームを事業者のサイト内に表示することが可能だ。決済画面のデザインを事業者が自由に作りこむことができ、カゴ落ちリスクの軽減が見込めるという。
ソニーペイメントサービス株式会社
ソニーペイメントサービスは、クレジットカード決済などの決済代行サービス、ネットワークサービスを提供し、2009年度には年間2億件超のデータ処理を取扱うなど、業界トップクラスの実績を誇っています。主要カード会社15社とダイレクトにネットワーク接続を行うことで、他社にはできないスピーディーで安定した処理を行い、更に、独自の認証機能を提供しています。また、PCI DSSなどセキュリティへの取組にも力を入れ、Eコマースの発展に貢献しています。