2017年1月11日15:27
ルミーズは、2014年10月より、店舗向けカード決済パッケージ「pCAT(ピーキャット)」を提供してきたが、このほどPOSシステム向けにIC対応クレジットカード決済機能を実装することができる開発キット(SDK)の提供を開始したと発表した。開発キットは無償提供。そのほか、POSベンダー向けに無償にて評価用のカードリーダーの貸出し、試験環境の提供を行っている。
ルミーズでは、iPhone/iPad版のカード決済パッケージ「pCAT for iPhone・iPad」にてPOSシステムとの連携を行うことはできたが、さらに多くのPOSシステムにIC対応のクレジットカード決済機能を導入してもらえるよう、同製品「pCAT Web Connector」をリリースする運びとなった。
同製品の大きな特徴は連携インターフェイスにHttp(JSON形式)通信を採用した点だ。これにより、開発言語、プラットフォーム依存がなくなり、Windowsアプリケーションだけでなく、Webアプリケーションなど、多くのPOSシステムと連携することが可能となった。
なお、同サービスでは、最初に1回だけクレジットカードを受付するだけで、毎月発生する教室やスポーツジム等の月額費用を自動的に引き落としするといった「自動継続課金システム」との連携も可能だ。また、Web管理画面を用意。取引ログの確認や決済の取消などを行うことができる。
さらに、同社の決済センターはペイメントカード業界の世界基準である「PCI DSS ver.3.2」に完全準拠している。