2017年3月30日12:42
イオンと熊本市は、双方のもつ資源を有効に活用し、協働して地域の活性化、および市民サービスの向上を 図るべく、「地域包括連携協定」を締結したと発表した。
同協定は、「平成28年熊本地震」から1年を迎えるのを前に、両者の連携を一層深めるべく締結するのもので、「地域防災への協力」、「地域の安全・安心」、「健康の増進及び食育」に関することなど、計10項目においてより緊密な連携を図るという。同協定の取り組みの一環として、イオンは3月29日から「ご当地WAON」として「熊本復興WAON」を発行する。まずは、九州エリアの総合スーパー「イオン」、スーパーマーケット「マックス バリュ」、「ホームワイド」、「マックスバリュ」等、約250店舗で販売を開始し、順次全国のイオン店舗で販売するそうだ。販売目標は3万枚。
カードの表面は、「平成28年熊本地震」 からの再生に向けた熊本市のキャッチフレーズ「新しく生きよう。NEO ONE KUMAMOTO」と、熊本城、市のイメージキャラクター「ひごまる」、裏面には 市花である「肥後つばき」をデザインした。
「ご当地WAON」は、イオンの電子マネー「WAON」の一種で、地域社会に貢献するという企業理念に基づき、2009年に発行を開始したもの。今回発行する「熊本復興WAON」を全国約28万6,000箇所のWAON加盟店で利用すると、その支払い金額の一部をイオンが熊本に寄付し、震災からの復興のために役立ててもらうという。