2010年9月19日9:00
スマートフォンを利用した加盟店端末には、スクエアやベリフォンのペイウェアなどがあるが、これらはいずれも磁気カードに対応するもの。ICカードリーダーはなかった。
そこに登場したのが、カードイーズモバイル(CardEase Mobile)。カードイーズモバイルは、スマートフォンに直接接続せず、別端末を用意。この端末でEMV仕様のICカードや磁気カードを読取ることができる。
カードを読取った端末で利用者がPINを入力、するとブルートゥースでスマートフォンに連携され、トランザクション処理がおこなわれる。
ブラックベリーのスマートフォンでICカード読取れるアプリとしては世界初。カードイーズモバイルの提供会社はクレジットコール(CreditCall)である。
対象は、移動小売業、デリバリーサービス、イベント業者など。米国ではICカードの普及は遅々として進んでいない。はたしてどれだけの市場を獲得できるだろうか。
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※本記事は日本カードビジネス研究会代表 佐藤元則氏の「カードBizと僕の勝手気ままログ」をご紹介しています。