2017年4月28日10:00
クロス・コミュニケーションは、アプラスから受注し、カード会員向けWEBサービス「NETstation*APLUS」のスマートフォン向け「アプラスカードアプリ」を開発したと発表した。
クロス・コミュニケーションでは今回のアプリ開発のポイントとして、すでにカード会員の情報を持っていた基幹システムの改修を行わないことを提案した。基幹システムと連携をせずにアプリの表示に必要な情報を保持できるウェブスクレイピング機能を、システム構成に採用することで実現。基幹システムの改修に伴うコストや納期の削減のみならず、リスクの軽減にもつながったそうだ。
また、開発工程の中で同社は要件定義から参画し、アプラス社の中長期的な計画とユーザーの要望に沿ったアプリの設計を行ったという。たとえば、WEBサイトでは毎回ログインが必要だが、自動ログイン機能を利用することで、アプリ起動時のID・パスワード入力を省略することができる。また、最新の請求額、ポイント数をトップページで確認できる。セキュリティ面では、指紋認証・パスコードを採用している。