2017年6月2日9:00
Apple Payが英国に上陸したのは2015年。当時Apple Payを受付けるマーチャントは一握りしかなかった。しかも利用制限が30ポンドと厳密に規制されていた。
それから2年、英国の非接触決済端末のうち、半数以上がApple Payを受付けられるようになった。と同時に、非接触決済の上限は30ポンドというキャップも撤廃された。
なぜ撤廃されたかというと、Apple Payは利用時に指紋認証やパスコード認証するからである。非接触カードの場合はPIN入力を省略するためにキャップを設けていた。
2016年、英国でのApple Pay取扱件数は300%も成長した。現在絵英国銀行23行がApple Payサービスを提供している。
非接触決済の上限撤廃で、Apple Payをはじめ、モバイル決済の多くがカードを押しのけて決済の主流に躍り出るだろう。