2017年8月14日14:46
クレディセゾンは、複数に分類されている社員区分を撤廃し、全員を無期雇用とした上で、賃金を含むすべての制度を統一する「全社員共通人事制度」を、2017 年9月16日より導入する。
今回導入する人事制度は、社員一人ひとりがベンチャースピリットを持って、新たな価値提供へ積極果敢に挑戦する企業文化を創ることを目的に設計した。これまで専門職およびメイト社員(パートタイマー)として雇用していた社員を正社員に転換し、賃金はもちろん各種制度の格差をなくしたうえで、期待される役割に応じて処遇が決定する「役割等級制度」を適用するとともに、経営理念の実現に向けた行動を高く評価する「行動評価」を導入することで、社員の挑戦心を最大限引き出していく。また、専門性が高く経験豊かなスペシャリスト人材の採用と、高い能力に応じた処遇が可能な制度体系とする。
同時に、社員全員が自分らしく活き活きと充足感を持って働けるよう、各種制度の柔軟性を高め、働き方改革を強力に推進するそうだ。
社員区分や年齢による賃金や制度の格差を是正し「同一労働同一処遇」を実現することで、“職務範囲”や“雇用期間”などの枠を越えて、長期的かつ多角的な挑戦を通じた自己のキャリア構築に取り組める環境を整え、「挑戦する企業文化」を創っていきたいとしている。