2017年9月21日22:23
決済代行ソリューション事業のNIPPON PAYは、2017年9月19日に、愛媛県松山市に2年間で20万台の専用タブレット発送を受け持つ物流拠点を開設すると発表した。同社は松山拠点を通じ、愛媛県、松山市の雇用拡大、ひいては日本のキャッシュレス化に寄与していきたいとしている。
NIPPON Payは、中国モバイル決済ソリューションを中心としたサービスを提供しており、去年の10月にECショップ向けの中国三大決済サービスを開始し、2017年の1月には店舗向けに中国インバウンド決済が1つのアプリで決済を可能としたマルチ決済サービス事業を展開している。さらに、9 月から日本人向けにAmazon Pay にも対応をした決済ソリューションサービスを開始した。今後、LINE Pay、Kakao Pay のほか、ビットコインやイーサリアムなどの仮想通貨も含めたさまざまなキャッシュレスソリューションを展開していく。
同社では、2020年のキャッシュレス化を推進すべく、2年で20万台の専用タブレット発送を受け持つ物流拠点を松山に開設した。同拠点を通じて商店街に専用タブレットを無償配布し、それにより地元の雇用促進に寄与し、なおかつ愛媛県をキャッシュレスモデル県とすることを考えているという。それにより、他の地方都市や自治体が追随し、日本のキャッシュレス化を推し進めることができるとしている。