2017年10月3日18:20
クラブネッツは、2017年10月2日、従来のCNポイント導入企業ごとの運用要望に合わせてカスタマイズした企業独自の機能から、汎用性の高い機能だけを抜き出しパッケージ化した、「CNサテライト(CN SATELLITE SYSTEMS)」をリリースした。
クラブネッツでは、これまで地域事業を展開する全国の企業や店舗に対し、会員向け販促システムを提供している。今回リリースした「CNサテライト」は、クラブネッツの共通ポイント「CNポイント」の運営管理・マーケティング支援事業で培われた17年間のノウハウを活かし、さまざまな会員組織とワンストップにつながることができるシステム開発パッケージであるそうだ。
CNポイント導入企業から、自社の会員組織を運用するうえで必要な独自の機能拡張の要望が、度々発生していたが、その中には、他企業の課題解決にもつながる汎用的な機能も含まれていた。その汎用的な機能を横展開しやすいように再開発することにより、「CNサテライト」の各システムは多くの企業に見られる共通課題を解決することができるシステムとなったとしている。
一般的に、会員システムのカスタマイズ要望にゼロから応えるフルスクラッチ開発は、高額な開発費用と長い開発期間を必要とする。その点、「CNサテライト」を利用すれば、CNポイントをベースに、あらかじめ用意されている各システムから、導入企業が必要とする機能だけ選択し、軽微な調整・設定だけでリリースができるため、中小規模の企業・店舗でも導入しやすい開発費用と短期開発を実現できるそうだ。
「CNサテライト」の各システムは、クラブネッツの共通ポイント「CNポイント」と連動しており、CNポイントの各種基本サービスである、加盟店を紹介する「CNポータル」、「会員MyRoom」「加盟店MyRoom」の各種管理画面、加盟店向け分析レポートなども標準で利用できる。
また、導入企業の自社基幹システムや通販サイトなどの会員組織ともワンストップで連携可能なインターフェース(CN API)を利用することで、これまでの会員組織はそのままにCNポイント連携を追加できるという。