2018年4月9日18:38
JR西日本、阪神電気鉄道、阪急電鉄、京阪電気鉄道、近畿日本鉄道、南海電気鉄道、大阪市交通局、神戸市交通局、京都市交通局の鉄道9社局、関西経済連合会および関西観光本部は、訪日外国人旅行者向け関西統一交通パス「KANSAI ONE PASS」の仕様を一部変更し、2018年4月16日から2018年度の販売を開始すると発表した。
「KANSAI ONE PASS」は、2016年4月から販売を行ってきたチャージ式交通ICカードで、JR西日本の「ICOCA」をベースとし、「ICOCA」エリアや「PiTaPa」エリアなど、「ICOCA」利用可能エリアの鉄道・バスを1枚のカードで周遊できる。また関西国際空港内の約60店舗を含めた300カ所以上のショッピング施設や観光スポットにおいて優待特典を受けることが可能だ。2017年度、2月末までの販売数は16万枚を突破しており、訪日外国人旅行者が自身で追加チャージして利用するケースが増えてきたことから、2018年度は販売価格を2,000円から3,000円に変更した。
2018年度は、関西空港駅および京阪神の各社局主要駅を中心に19カ所で販売し、販売時には鉄道路線マップ付き利用ガイドを配付するとともに、専用のWEBサイトでは優待特典情報や関西の観光情報が照会可能だ。