2018年10月15日18:26
ビートレンドは、スマートCRMプラットフォーム「betrend」のオプションサービスとして、店舗で利用する定期券や事前決済チケットを販売・管理することができる「betrend パスチケ」を発表した。
「betrend パスチケ」は、定期券や事前決済チケットなどの店舗販促用コンテンツを、「betrend」の顧客管理サービス上で展開するためのオプションサービスとなる。クレジットカード・キャリア決済・電子マネーなどの決済手段にも対応している。まずは、第一弾として、定期券を販売する機能を提供する。
飲食店向け定期券は、購入者が一定期間無償で特定のメニューを食べられるタイプのもの(都度引換型)と一定期間繰り返し使用できるクーポンタイプのもの(都度割引型)がある。「betrend パスチケ」では、都度引換型・都度割引型の両方に対応し、スマホアプリ上での定期券の購入・管理が可能だ。
また、店舗で定期券を利用する方法は企業ごとに選択することができ、見せるだけでサービスが受けられるシンプルなものや、電子スタンプ・音波・レジ読み取り・店舗スタッフ向けアプリでの読取など、「betrend」がサポートする来店検知ソリューションを組み合わせて利用ユーザや回数をカウントすることもできるという。
さらに、アプリ連携カードとシリアル販売カードに対応する。アプリ連携カードは、店舗で紙カードを販売しスマホアプリの会員情報と紐付けることで、店舗オペレーションは紙カードで展開し、利用履歴を活用したお知らせなどはスマホアプリを通じて配信する。シリアル販売カードは、定期券自体はスマホアプリに集約するものの、定期券の権利をカード化して店舗でも購入できるようにすることで、ネット決済に抵抗がある人やクレジットカードを所有していない人などに対して展開することができるようになる。