2018年10月29日9:00
人口1,400万人のソマリアで、モバイル送金決済が現金を追い抜いて、決済手段の主流となった。世界銀行は、ソマリアが世界で最もアクティブなモバイルマネー市場のひとつだという。
ソマリアでモバイル送金決済がはじまったのは10年前。その利便性と安全性が受けて、一気に利用が広がった。
ソマリアにおける2018年6月のモバイル送金決済取扱件数は1億5,500万件。ケニアは1億3,700万件だった。取扱件数でケニアのM-Pesaを抜いた。
しかし、取扱高はケニアが31.7億ドルに対し、ソマリアは27億ドルだ。ちなみにソマリアの流通通貨は米国ドルである。