2010年10月23日9:00
MySpaceなどのソーシャルネットワークで、ゲームや動画シェアなどを展開しているミーツ(Meez)は、ソーシャル通貨を米小売店頭で販売することになった。
販売するのはミーツコインカード(Meez Coin Card)で、まずはグローサリストアチェーンのセイフウェイからスタートし、クロガーやターゲット、ベストバイなどにも拡大する。
バーチャル世界「ミーツ」の住民(利用者)は、自分のアバターをつくったり、個人の部屋をデザインしたりすることができる。
そのアバターを通じて、オンラインゲームを楽しんだり、友人と音楽や動画をシェアしたりする。
ミーツコインカードは、そのアバターに着せる服やアクセサリー、ペットなどのバーチャルグッズの購入に使う。友人にプレゼントすることも可能。
調査会社のInside Networksによると、米バーチャルグッズの取扱高は現在16億ドルだが、2011年には21億ドルになると予想している。
実体を伴わないアバター用のバーチャルグッズのニーズを、ミーツコインカードで取込もうとしている。
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※本記事は日本カードビジネス研究会代表 佐藤元則氏の「カードBizと僕の勝手気ままログ」をご紹介しています。