2019年1月16日8:10
海外送金サービス「PayForex」を運営するクイーンビーキャピタルは、セブン銀行の子会社で、送金・決済サービスを展開するセブン・ペイメントサービスと提携し、セブン‐イレブンやイトーヨーカドーをはじめ、商業施設や駅、空港などに設置されているセブン銀行ATMでの訪日観光客向けサービス「PayForexCash」の利用を開始した。
これにより、「PayForexCash」と提携している海外の電子ウォレットサービス利用者は、セブン銀行ATMを活用し、自国の電子ウォレット経由でATMとセブン-イレブンのレジから日本円の受け取りが可能となる。
同社では、2018年10月にローソンおよびナチュラルローソンに設置されているマルチメディア端末「Loppi」を活用し、自国の電子ウォレット経由でレジから「日本円の受取」を可能にした訪日観光客向けサービスとしてスタートした。現在、香港のTNG FinTech Groupと提携しており、同社が香港で展開する電子ウォレットサービス「TNG Wallet」の利用者が訪日時、「PayForexCash」を利用可能だ。
今回、コンビニエンスストア等を活用した両替環境の整備により、訪日観光客の利便性をさらに向上させることができると判断し、セブン・ペイメントサービスとの取り組みを開始することとなった。