2019年8月9日19:20
ジェーシービー(JCB)は、日本アイ・ビー・エム(日本IBM)が展開する、AIを利用した対話型自動音声応答システムを用いたPoC(概念実証)を行うと発表した。
JCBでは、利用者の利便性向上やストレスの軽減を目指し、電話応対の質を高めていく活動を継続して実施している。現在、 JCB宛てに年間約400万件の電話があるという。オペレーターに繋がるまでの待ち時間や自動音声応答システム(IVR)での番号選択を解消し、利用者の利便性向上を目指すという。
具体的には、電話での問い合わせを、音声による自然言語で回答する。これにより、面倒な操作が不要で、24時間365日問い合わせを受け付けることが可能となる。
同PoC完了後は、JCB会員向けの機能としての有用性を検証し、本格導入準備を進めていく。その他にも、JCB加盟店における電話受付業務へのサービス展開や、その業務受託の可能性について検討するそうだ。