2019年9月30日17:00
綜合警備保障(ALSOK)は、2019年10⽉1⽇よりキャッシュレス決済事業を拡⼤し、2019年8⽉に提供を開始した複数のQRコード決済を1つの端末、1つのアプリで⾏えるサービスに加え、新たにクレジットカードや電⼦マネーなど多種多様な決済に対応した「マルチ決済サービス」の提供を開始すると発表した。決済端末には、⼤和ハウスグループのロイヤルゲートが提供するモバイル型のオールインワンマルチ決済端末「PAYGATE Station」を採⽤した。
ALSOKでは、⼩売店や飲⾷店の売上⾦集配⾦サービスや⼊出⾦機オンラインシステムなどの現⾦管理サービスを提供している。今回、現⾦から⾮現⾦までの幅広い決済⼿段に対するワンストップサービスを提供し、店舗運営のさらなる効率化、⽣産性向上を目指すという。「PAYGATE Station」は、磁気クレジットカード、接触 IC クレジットカード、タッチ決済、電⼦マネー、QR コード決済、共通ポイントに対応した機能性に加え、プリンターや通信 SIM を搭載している。
また、現⾦社会からキャッシュレス普及社会への移⾏によって、店舗の防犯性は⾼まっていく⼀⽅で、⾮現⾦決済に係る情報漏えい等のセキュリティリスクは⾼まる。ALSOKでは、現⾦に加え⾮現⾦の決済領域でも社会に安全・安⼼を提供すべく、グローバル基準の PCI P2PE準拠したセキュリティ性の⾼いキャッシュレス決済サービスの提供を開始する。
ALSOKの同事業では、グループの持つセキュリティネットワークと 24 時間 365 ⽇の運⽤体制を活かした「駆けつけサービス」により、即⽇対応できるサポート体制・保守サービスが⼤きな特徴だという。
また、中⼩加盟店向けには、ALSOKがキャッシュレス・消費者還元事業の事業者登録および「PAYGATE Station」を対応可能な決済端末として登録することで、無償貸与の⽅法でも提供していく。
この記事の著者
ペイメントナビ編集部
カード決済、PCI DSS、ICカード・ポイントカードの啓蒙ポータルサイト