2010年11月10日12:52
ぐるっと事務局は、九州の活性化を目的に、ICカードを活用した「ぐるっと」サービスを10月からスタートした(関連記事)。同サービスの趣旨に賛同した大牟田市中心地区商店街連絡協議会(中連協)、イオン九州、ぐるっと事務局は11月9日、協働して電子マネー「WAON」を搭載した「ぐるっとWAON」カードの発行や同カード活用した取り組みを進めていくと発表した。
ぐるっとWAONの発行開始日は12月10日でイシュアはイオン九州。発行場所はぐるっとサービス加盟店および福岡県、熊本県のジャスコやサティなど23店舗となっている。発行手数料は300円(税込み)で目標枚数は3万枚。ぐるっとサービス加盟店はサービス開始時点で約40店舗、2011年度中に100店舗の参加を目標としている。
同カードは、1枚のカードで複数のサービスを提供できるFeliCaポケットを搭載。商店街の共通ポイントカードや各種会員証、診察券、スタンプラリーなど、さまざまな用途に利用できる。また、来春には、「(仮称)イオンモール大牟田」のオープンも予定しており、協働してユーザーに魅力あるサービスの提供を検討しているという。