2019年10月11日19:30
共同印刷は、決済事業用に新たに構築した「法人プリペイドカードシステム」において、ペイメントカード業界のセキュリティ基準である「PCI DSS」に準拠したと発表した。川島ソリューションセンター(川島 SC)の PCI DSS 準拠環境において、100%子会社である TOMOWEL Payment Service の国際ブランド付き法人プリペイドカードサービス「Biz プリカ(ビズプリカ)」の事務業務を BPOとして受託する。
共同印刷は、2018 年 2 月にデータ加工処理の専門センターである川島 SC にPCI DSS に準拠した環境を構築し、「クレジットカード情報の非保持化支援BPO サービス」を提供している。
このほど、アマゾン ウェブ サービス(AWS)のクラウドコンピューティング環境に新規構築した「法人プリペイドカードシステム」においても PCI DSS 準拠を完了した。併せて、「クレジットカード情報の非保持化支援 BPO サービス」の提供範囲を、クレジットカード加盟店から「カード会社の事務支援」にまで拡大した。
「法人プリペイドカードシステム」は、TOMOWEL Payment Service(株)が提供する「Biz プリカ」のイシュアシステムとして活用されます。なお、「Bizプリカ」の会員募集開始は 11 月を予定しており、共同印刷は「Biz プリカ」の事務業務を受託する。
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ペイメントナビ編集部
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