2018年3月26日19:59
共同印刷は、データ加工処理の専門センターである川島ソリューションセンター(埼玉県比企郡)に構築した環境において、ペイメントカード業界のセキュリティ基準である「PCI DSS」への準拠を完了し、クレジットカード加盟店におけるカード情報の非保持化を支援するBPOサービスの受注を開始した。
新たに設けたPCI DSSに準拠した専用エリアでは、カード加盟店である通販事業者などが自社内で実施していることが多い、メールオーダーやはがきオーダーにおけるカード情報の入力処理(データ化)を代行するBPOサービスを行う。同サービスの利用により、カード加盟店は、業務フローの大幅な変更や、自社システムや環境をPCI DSSに準拠させ、継続して整備・維持するための多額のコストを生じさせることなく、業務を継続することが可能になるという。
川島SCは、大量のデータプリント処理が可能な技術と設備を保有し、その周辺領域としてのBPOサービスを一括受託できる体制を整えているそうだ。