2019年10 月21日8:00
楽天は、2019年10月15日に記者説明会を開催し、ファッション領域における新構想「Rakuten Fashion」の実現に向け、ファッション産業の各方面での活躍を通じたノウハウを持つプロフェッショナルの人々の有識者会を設立すると発表した。
楽天では、2019年10月1日より、「Rakuten BRAND AVENUE」の名称を「Rakuten Fashion」に 変更している。「Rakuten Fashion」は、ファッション関連事業者をデジタル面を中心にワンストップで支援するとともに、ファッション領域において付加価値の高いサービスをユーザーに提供するプラットフォーム構築を目指している。
楽天では、トレンドの需要予測、受注管理、決済、物流フルフィルメントサービス、海外販売支援サービス、商品の企画・生産から販売までを効率化するデジタルソリューションをファッション関連事業者がワンストップで利用できるようにしていく方針だ。
楽天が保有する1億ユーザーのデータを使っての需要予測、季節ごとのトレンドを予測して各ブランドにフィードバック、効率的な物流などとともに、決済やポイントサービスもキーになる。 楽天 代表取締役会長兼社長 三木谷浩史氏 は、具体例として、「楽天ペイ(アプリ決済)」「楽天ポイントカード」を活用した実店舗への送客を挙げた。
有識者会は、2019年11月1日に設立。開始当初は、エグゼクティブ ファッション クリエイティブディレクターにGINZA元編集長 中島 敏子氏、アドバイザーにNume ro TOKYO編集長 ファッション・ディレクター 田中 杏子氏、スタイリストに熊谷 隆志氏が名を連ねる。