2019年12月5日20:30
セブン銀行と電通国際情報サービス(ISID)の合弁会社であるACSiON(アクシオン)は、 不正検知プラットフォーム「Detecker(ディテッカー)」の提供を2019年12月より開始すると発表した。
「Detecker」は、セブン銀行が培ってきた金融犯罪対策の緻密なノウハウを不正検知モデルとして搭載しており、企業のオンラインサービスに攻撃者がアクセスする際の一連の挙動から、通常の利用者とは異なる不自然な動きをAIを用いて検知することが可能だ。
また不正検知時に、攻撃情報をプラットフォーム上で蓄積・共有することで、同一の攻撃者から全てのプラットフォーム利用企業を守る“面”での防御を可能とする。業界を横断して活動する攻撃者に対し、“点でなく、面で守る”ことで不正利用の未然防止につながるとしている。