2020年1月6日9:00
ここ数年、賽銭(さいせん)や御札・お守りといった授与品の支払いをクレジットカード、電子マネー、QR/バーコード決済で行うことができる神社や寺が徐々に増えている。ペイメントナビ編集部では、初詣において、決済サービス関連サービスを取り上げてきた。
2017年は、賽銭を電子マネー「楽天Edy」で行える愛宕神社(東京都港区)、およびポイントカード付き御守が配布されている浅草神社(東京都台東区)を紹介。2018年は、御札・お守りといった授与品をクレジットカード、電子マネー、アプリ決済で御札・お守りといった授与品のお納めが可能な市川本光寺(千葉県市川市)を取り上げている。2019年は、電子地域通貨「アクアコイン」で賽銭、御札・お守りといった授与品のお納めができる八剱八幡神社(千葉県木更津市)を参拝している。
2020年の初詣では、テレビCMなどで知られる佐野厄除け大師(栃木県佐野市)を訪れた。関東の三大師としても有名な佐野厄除け大師では、厄除け、方位除け、交通安全、家内・身体安全といったご利益があるという。
筆者が訪れたのは元旦ということもあり、多くの人が初詣に訪れていた。筆者も1時間ほど並んで参拝し、賽銭を行った(賽銭は現金)。佐野厄除け大師では、御札・お守りといった授与品をクレジットカードや電子マネー等で支払うことが可能だ。
国際ブランド決済(Visa/Mastercard/JCB/American Express/Diners/Discover/銀聯)、J-Debit、JCB PREMO、nanaco、楽天Edy、WAON、QUICPay、交通系電子マネーに対応。Apple Payやおさいふケータイといったモバイル決済にも対応している。筆者はクレジットカードおよび楽天Edyでの支払いを行った。
なお、2020年の参拝において、ペイメントナビ編集部では、“日本のペイメント業界のさらなる発展”をお祈りした。2020年は国内において、キャッシュレス化がさらに進むと思われる。ペイメントナビでは、カード情報啓蒙サイトとして、2020年もさらに充実した情報を発信し、ペイメント業界の活性化・健全化にさらに貢献できるように努めていきたい。