2020年1月30日6:00
リードエグジビションジャパンは、2020年1月29日~31日まで、インテックス大阪で関西最大の総合IT専門展「第4回 Japan IT WEEK 関西」を開催している。
決済代行サービスを提供ROBOT PAYMENTは、請求/入金管理といった一連の請求業務プロセス全てを自動化するクラウドサービス「請求管理ロボ」を紹介した。500社以上で採用されている「請求管理ロボ」は、クレジットカード決済、口座振替、銀行振込などの決済を活用した代金回収を行い、入金情報を活用して自動消込を行う。またSFA/CRMや会計ソフトとのデータ連携を強みとしている。決済関係では、PayPayでも導入されている。
エムティーアイは、e-KYC対応 オンライン型口座開設システム準備を進めている。2018年11月の犯罪収益移転防止法の施行規則の改正により可能となった「ネット上での本人確認手続(e-KYC)」に対応したポラリファイのサービスを活用する。
ディー・ディー・エス(DDS)は、オンライン認証規格 FIDO(Fast IDentity Online)に準拠した認証基盤「マガタマプラットフォーム」のデモを実施した。ランシステムが運営する自遊空間の一部店舗では、本人確認書類をインターネット端末利用営業者に提示する必要があるため、FIDO認証システムとの連携により、本人確認が速やかに行えるようになるという。
日本システム技術は、出退勤システム、VIPのおもてなし、顧客管理などに活用できる「顔認証受付システム」を紹介した。
顔認証やICカードによる認証システムを提供するソリトンシステムズは、国産IDaaSの「Soliton OneGate」を紹介した。同認証は、証明書認証、ADパスワード認証、統合Windows認証に対応する。二要素認証「SmartOn」との連携に加え、今後FIDO2対応を予定している。
城崎温泉 西村屋は、マーケティングオートメーション「onsen cloud」を紹介した。チャットによる対話、予約、販促、誘導などをモバイルで行うことにより、顧客体験価値向上を目指している。
アールワンは、訪日中国人旅行者に対応したスマホオーダー&支払いシステムの「キューアールトリップ」を展開している。インバウンドに特化することで、WeChat PayとAlipayの手数料は優位な料率で提供できるという。また、クラウドPOSレジ・販売管理システムでは、決済事業者との連携により、国内を含めたQRコード決済サービスも提供可能だ。
エクレクトは、電話やチャット、メール、SNSなど、顧客対応チャネルを一元化させ、カスタマーサポートの基盤となるプラットフォーム「Zendesk」を提供している。競合に比べて優位的な価格で提供でき、カスタマイズも可能であるという。すでにクレジット業界への導入も進めている。
セイコーインスツルは、業務用POSレシートプリンターとモバイルプリンターを中心に紹介。スマートフォンやタブレット端末などと連携させた決済ソリューションとの連携などを展示した。写真は、1台で上面/前面排紙を兼用可能な「RP-F10シリーズ」とカラーLCDの「DSP-A01」。液晶面では、デジタルサイネージやQRコード決済も可能だ。
TIプランニングのブースでは、「カード決済&リテールサービスの強化書2020」の配布パスに加え、「ペイメントイノベーションガイド」「カード決済&リテールサービスの強化書2019」を配布している。