2010年11月19日12:39
大日本印刷(DNP)は11月19日、図書館向けICタグラベルの加工にグリーン電力を使用し、CO2排出量の抑制に協力していくと発表した。これは、DNPが日本自然エネルギーから購入する「グリーン電力証書」を利用することにより、ICタグラベルの加工に使用する電力をグリーン電力で賄ったとみなすものである。
グリーン電力は、風力、太陽光、バイオマス(生物資源)などの自然エネルギーによって発電された電力のことで、発電時のCO2排出量を抑えるとともに再生可能であるため、環境負荷が小さいエネルギーである。DNPは、図書館向けICタグラベルの加工に、年間当たり16,200kWhのグリーン電力を使用する予定だ。これにより、このICタグラベルの加工だけで年間で5.4トンのCO2の削減に貢献するという。
今後DNPは、グリーン電力を使用した図書館向けICタグラベルを、DNPグループの図書館流通センターを通じて公共・大学図書館へ販売していく。