2018年6月1日7:00
横浜銀行は、NTTデータと連携して、新たな本人認証に向けた取り組みを開始すると発表した。横浜銀行では、サービスごとに設定しているパスワードを管理する手間を解消するため、大日本印刷(DNP)と実証実験に取り組んでいる顔認証機能を活用した「本人認証アプリ(仮称)」の開発を進める。
「本人認証アプリ(仮称)」による本人認証を行った人は、パスワードを入力することなく、ダイレクトチャネルのサービスを利用することが可能になる。また、NTTデータが提供予定の本人認証サービスと連携することで、顔認証に加えて氏名や住所などの銀行に登録した複数の情報を認証に活用できるため、セキュリティ強化にもつながるそうだ。
まずは、2018年度中(予定)に横浜銀行のスマホ決済サービス「はまPay」との連携を開始し、順次、他サービスでの利用を広げていく。今後は、開発する生体認証の技術を活用し、店頭における印鑑レス取引を検討していく。