2020年3月16日7:00
福井銀行と福邦銀行は、2020年3月13日に締結した福井県を中心とする地域経済の持続的発展を目的とした包括提携の一環として、福井銀行が発行する電子マネー+地域サービス一体カード「JURACA(ジュラカ)」について、2020年5月11日から福邦銀行の店頭窓口でも受付を開始すると発表した。
今回の業務提携では、地域経済活性化検討プロジェクトによる「キャッシュレス社会実現に向けた推進」の一環として、「ふるさと県民カード」である「JURACA」の申込を5月11日から福邦銀行の店頭窓口でも受付を開始いたします。また、福邦銀行の店頭窓口で受付する「JURACA」については、福邦銀行の口座を引落し口座として設定することが可能となる。
「JURACA」は2016年10月に福井県の「ふるさと県民カード」第1号に認定されており、両行が連携して同カードの普及および利用による地元企業の販促支援と地域内消費の活性化を実現していくことで、キャッシュレスを通した利便性の向上と地域貢献への取り組みをさらに拡大していく方針だ。
「JURACA」は、福井銀行と福井新聞社が運営している全国で使える電子マネーサービスと福井県に特化したオリジナルサービスが一体となったカードとなる。電子マネーは後払い式のQUICPay(クイックペイ)と前払い式のnanaco(ナナコ)の2ブランドを1枚のカードで利用可能だ。県内約100店舗では「JURACA」を提示することで、割引のほかさまざまな優待サービスを受けられる。「JURACA」を利用するためには、福井銀行が発行するクレジットカード「iicaJCBカード」への入会が必要だ。
また、ふるさと県民カードとして、「福井ファン」が増えるよう福井県の情報発信を行うほか、ふるさと活性化に向けた施策を他事業者と連携して推進している。さらに、「JURACA」に搭載されているQUICPayを利用することで、「JURACA」利用者の追加負担なく、利用金額の0.05%相当額を福井県に寄付している。