2020年4月15日18:17
インフキュリオン・グループは、NTTデータと資本業務提携に合意し、今後、金融機関向けに共同で銀行ウォレットサービスを提供していく予定であると発表した。
インフキュリオン・グループは、金融・決済領域を中心としたノウハウとテクノロジーを強みとする事業開発カンパニーとなる。現在、ウォレットASPシステム「ウォレットステーション」を中心とした、金融機能のサービス化(BaaS[Banking as a Service])基盤を金融機関や提携企業向けに推進している。
「ウォレットステーション」は、通常のウォレットとしての認証管理、決済処理等のAPI基盤を提供できることに加え、加盟店で利用できるクーポン機能や銀行口座からの後払いサービス「SLiDE(スライド)」、自動貯金サービス「finbee(フィンビー)」などのさまざまな機能を銀行や提携企業のニーズに合わせてカスタマイズすることが可能だ。
今回の資本業務提携により、NTTデータが有する金融システムの豊富な実績・ノウハウを活かし、金融機関向けにサービスを提供するそうだ。
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ペイメントナビ編集部
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