2010年11月29日17:54
国土交通省と国土技術政策総合研究所(国総研)では、ITS スポットを利用した次世代道路サービスの研究の一環として、駐車場やドライブスルー等におけるキャッシュレス決済のサービスについての官民共同研究を2009年11月より実施しており、2010年11月から実験を開始している。今回、共同研究に基づく実験の第一弾として、実験用ITSスポットとITS スポット対応カーナビを使って、決済サービスの動作確認を行うと発表した。
具体的には、駐車場やドライブスルーなどにおけるキャッシュレス決済への応用について、11月からアマノ、沖電気工業、JVC・ケンウッド・ホールディングス、東芝、パイオニアの民間企業5社との共同研究を実施している。同サービスでは、ITSスポット対応カーナビに通常のICクレジットカードを挿入することで、車を利用しながらキャッシュレス決済が可能になる。共同研究では、ITSスポットを利用したキャッシュレス決済について、各種機器の開発及び実証実験による検証を行い、2011年3月には、機器製作に係るガイドラインを策定する。