2020年7月27日8:00
iPadなどのタブレットを利用したクラウドPOSレジ「スマレジ」を展開するスマレジは、スマレジのアプリケーションプラットフォーム「スマレジ・アプリマーケット(スマレジ4)」を2020年7月20日に公開した。
スマレジのユーザーは、小売店、飲食店から各種サービス、病院などの医療機関、イベント事業者など多岐に渡るという。そして、個々のユーザーが求める機能は、業種や業態によって大きく異なるという。
「スマレジ・アプリマーケット」は、多種多様な業種・業態の店舗を運営するスマレジのユーザーと、スマレジと連携して利用できるソリューションを開発する事業者・開発者をつなぐプラットフォームです。
スマレジユーザーは、管理画面のアプリマーケット上で店舗に必要な機能(アプリ)を検索し、スマレジと連携して利用することができる。また、ソリューション事業者・開発者は、開発者向けサイト「スマレジ Developers」上でAPIを活用してアプリケーションを開発し、アプリマーケットで販売することができるという。
たとえば、8月に公開する「引換券モニターアプリ」は、スマレジの「引換券印刷」機能を利用している店舗での利用を想定したアプリだ。「引換券印刷」機能を利用している店舗で、商品の引渡し準備ができた時に、カスタマーモニターに「引換券番号」を表示するアプリケーションとなる。利用者はモニターの表示を確認して商品をピックアップする。
「Uber Eats 連携アプリ」は、スマレジとUber Eatsを導入している飲食店での利用を想定したアプリだ。Uber Eatsの注文データがスマレジに「売上データ」として連携される。レジの二度打ちが不要になり、店舗の売上をスマレジで一元管理できるという。
「キッチンモニターアプリ」は、スマレジ・Waiter(キッチンプリンター)を導入している飲食店での利用を想定したアプリだ。スマレジ・Waiterのハンディで受けた注文を、キッチンに設置したモニターに表示する機能となる。キッチンプリンターから出力される「キッチン伝票」の代わりに、キッチン内のiPadやAndroid端末に注文を表示する。
スマレジ・アプリマーケットでは、約2万店のスマレジ・アクティブユーザーに対して店舗向けアプリを訴求できる。現在、法人・個人合わせて100以上のパートナーが、開発者向けサイト「スマレジ Developers」にアカウントを開設しており、アプリの公開に向けて準備を進めているという。