2020年9月29日19:48
三井住友カードとSMBC ファイナンスサービスは、SMBC グループのキャッシュレス決済戦略のさらなる進化に向けて、両社の一体運営を加速すべく、2020年10月1日付で組織改定を行うと発表した。
具体的には、両社の主な本社機能(経営企画、財務、総務、人事)の組織構成を同一とする。また、リスク管理を「統合リスク管理部」、コンプライアンスを「コンプライアンス統括部」が所管する組織に再編する。
さらに、両社のシステム本部は、システムに関する企画・管理を担う「システム統括部」、開発・運用管理を担う「システム開発部」から成る組織構成とする。また、ミドルバックは、事務・債権管理・コールセンター等に関し両社一体の運営体制を一層推進するための組織再編を行う。
そのほか、法人決済ビジネスの戦略策定、営業推進のため、両社に「法人決済ビジネス部」を設置する。三井住友カードは営業戦略本部内に「法人決済ビジネス部」を新設し、SMBC ファイナンスサービスは「RM 営業推進部」を「法人決済ビジネス部」に名称変更する。
また、法人ビジネスの商品企画機能強化のため、三井住友カードの商品企画開発部内の「ソリューション開発部」を「法人商品企画開発部」として単独部とする。さらに、資産運用ビジネスを推進する組織として、三井住友カードのマーケティング統括部内に「運用ビジネス推進室」を新設するそうだ。
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ペイメントナビ編集部
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