2011年3月8日20:18
日立ソリューションズは2011年3月9日から、ポイント管理パッケージ「PointInfinity(ポイントインフィニティー)」をベースとした「ポイント管理システム SaaS型『PointInfinity』」の提供を開始すると発表した。パッケージに加えSaaSでの提供で取引件数による従量制の利用が可能となることで、中小規模から大規模顧客まで、用途に応じた幅広いサービスの提供が可能となる。
日立ソリューションズは、2008年にPointInfinityを開発し、ポイント管理サービスを提供してきた。今回提供を開始するポイント管理システム SaaS型『PointInfinity』は、これまで同社がPointInfinityの開発や、システム構築で培ってきた技術を活かし、ポイント管理に必要な標準的な機能を、取引件数による従量制の課金で利用することができる。これにより、ポイント管理のシステムを独自で開発するのが初期投資の面で厳しかった中小企業や、一時的にポイント管理の負荷が集中する大規模なポイント管理の導入を予定している企業などが導入しやすくなるという。
日立ソリューションズでは、ポイント管理システム SaaS型『PointInfinity』を含めて、パッケージ、個別システムの構築など、ポイント管理サービス全体で2013年度までに約5億円の売上を目標としている。